全国の工芸産地が大阪の万博記念公園に集結 「日本工芸産地博覧会2023」11月3日から5日まで

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全国55の工芸産地が集う体験型イベント「JAPAN CRAFT EXPO日本工芸産地博覧会 2023」が11月3日~5日、大阪の万博記念公園(大阪府吹田市)で開催されます。
コンセプトは「工芸が見つめる未来 体験が解き放つ 産地への衝動」。全国各地で培われてきたものづくりが集う場で、技に触れ、語り、今を生きる姿、未来へのきっかけを感じれば、訪れた人はきっとその土地へ行ってみたい気持ちを駆り立てられるでしょう。

日本工芸産地博覧会 2023
会場:万博記念公園 お祭り広場(大阪府吹田市千里万博公園1-1)
日程:2023年11月3日(金・祝)・4日(土)・5日(日) 開場10:00 閉場17:00
入場料:500円(中学生以下無料)(万博公園への入場料が別途必要 大人260円 小中学生80円)
主催:一般社団法人日本工芸産地協会
詳しくは公式サイト: https://kougei-sunchi.or.jp/expo/

職人の技を見て、話を聞き、全ての工芸に触れる

1970年の大阪万博のシンボル太陽の塔が見守るお祭り広場の約10,000平方メートルの屋外スペースに、全国55の工芸産地が集います。金属、陶磁器、木工、漆、紙、繊維、皮革など多様な工芸産地が集結し、実際に製造現場を見学しているような臨場感ある実演やワークショップ、産地の風土に根付いたフードマルシェなどが出展を予定。さらに工芸とハプティクス(デジタル接触伝達技術)、いけばな教室、かつて日本の製鉄を支えたたたら吹きの再現など、特別プログラムも必見です。

ササキ工芸・SASAKI【北海道】 職人の技と機械加工の双方を生かし、一点物に近い造形とロット生産可能な精度の両立が自慢
大館工芸社【秋田県】 1959年創業、製材、曲げ加工、桜皮縫い、底入れ、仕上げまで一環で行う
玉川堂【新潟県】 1816年創業、銅板を金槌で叩いて成形する鎚起銅器の技を継承
菅原工芸硝子・Sghr【千葉県】 1932年創業、一貫して手仕事によるガラス製造を続ける
飛騨産業・HIDA【岐阜県】 ブナの曲木家具づくりで1920年創業。節や杉の魅力ある家具で飛騨の匠の心を受け継ぐ
注染手ぬぐいにじゆら【大阪府】 注いで染める注染という染色技法で、今の時代にそぐう手拭いを。にじんだりゆらいだり
能作【富山県】 400年伝わる鋳造技術と型破りな発想で、代表作の曲がる錫製品を生み出した
SHAQUDA【広島県】 180余年受け継がれた熊野筆の伝統技法と名工のクラフトマンシップが生み出す化粧筆
壺屋焼窯元育陶園【沖縄県】 壺屋焼300年の歴史を持つ。下絵なしで精緻な柄を彫る職人技が受け継がれている

(美術展ナビ関西)